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噛み合わせ・顎関節症

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噛み合わせについて

噛み合わせについて

噛み合わせは姿勢に対して大きな影響を及ぼします。姿勢や頭位、顔のゆがみは健康のバロメーターとして大変に重要な部分です。

全身全てのバランスを整えることで、健康的でいきいきした美しさを保ちましょう。

歯並びや噛み合わせが悪い、歯のないところを放置している、ストレスなど色々な原因で顎の関節の炎症や変形が起き、悪化すると、口を動かすと顎が鳴ったり、顎関節や筋肉に痛みが出たり、口が開けられなくなる事もあります。

顎関節症とは?

顎関節症

顎関節症とは、口を開いたり閉じたりする時に、“カクカク”音がしたり、スムースに開閉が出来なかったり、痛くてあけられないなどの 顎関節に関連した様々な症状の総称です。
こんな症状・既往がある方は気をつけてください!

  • “カクカク”音がする
  • 口をスムースに開閉できない
  • 痛くて開けられない
  • 顎が外れやすい
  • 歯軋り・喰いしばりが酷い
  • 歯科治療を沢山受けている
  • 頭痛・肩こり・腰痛がある
  • 顔が歪んでいる
  • PCを8時間以上使う

顎関節症の原因

今までは、顎関節自体の位置や形が原因と考えられて来ました。
歯科領域で説明すると、顎関節と歯の咬み合せの不調和口腔領域に捕らわれず全身の構造から捕らえると、身体の歪み=下顎の位置の不良が原因です。

知っていてほしい”噛み合わせ”と”顎関節”

噛み合わせというと上下の歯がしっかり噛み合っていることを想像しがちですが、噛むことは、体の中で唯一、骨に刺さっている歯がぶつかり合う運動なので、歯同士の接触を見ても、意味がありません。 歯が載っている顎の骨(下顎 )が、理想的に動いているかが重要なのです。顎の運動(筋肉・関節)、歯の接触の調和がとれていることが理想なのです。

顎関節症は顎の運動(筋肉・関節)、歯の接触の調和が乱され、その結果、顎関節に痛み、開口・閉口障害が出ているのです。

歯科疾患が無い方は、食べる時に意識する事は無いと思います。
それは食べ物を食べるという咀嚼運動は、苦労して獲得した運動ではなく反射運動に近いものだからです。
脳は常に口の中の 歯の位置・形態などの情報を更新しているのです。
では、顎はどのように動いているのでしょうか?シロナソA.S.によって解析したグラフを見てみましょう。

理想的な顎の動き

関節の形態、筋肉の走向から理想的な顎の動きが想定されています。

左側でものを食べた時の

左の4つのグラフは、左側でものを食べた時の
下顎の動きのグラフです。

1. は正面から見た軌跡
2. は上から覗き見た軌跡
3. は横から見たと軌跡
4. 開・閉口時のスピード

の軌跡は開口時
の軌跡は閉口時


右側でものを食べた時は、左右が反転します。

歯科医院で、治療してハイ、噛んでみてくださいと言われても、接触点しかわからないのです。
動く軌跡を検査しなければ、噛み合わせの良し悪しは判らないのです。


2.のグラフをさらに詳細に説明してまいります。

咬んでいる状態

グラフのたて軸と横軸の交点は噛んでいる状態です。
縦軸で上へ行く場合、後方へ、下へは前方へ

横軸 右は右方向 左は左方向の動きです。
左側で食べながら開く時の理想的な軌跡(紫色)咬んだ状態から、右後方へ開き、その後左側最後方点まで楕円軌道を描きます。
最後方点から反転し閉じる閉口運動(緑の軌跡)に変わり、やはり楕円の軌跡を描きます。

重要なのは、後方に下がるという事です。また、開口・閉口時は軌跡が離れているという点です。



◆ ある患者様の固有運動と咬合調整した後の比較です。
左側の咀嚼運動路の変化(茶色;開口時の軌跡青色;閉口時の軌跡

左側の咀嚼運動路の変化

ほとんどの患者様の軌跡は左右に動き後方に動けない事が多いです。
実は後方へ動けず、左右への水平的な動きは歯を揺さぶり、歯周病を悪化させる動きになる事が多いのです。
咬むという運動を考慮した調整をする事により初めて理想的な運動を行う事が出来るのです。
“カチカチ・ギシギシ”咬んでみてくださいといわれたら・・・不勉強な歯医者という事です。
実際、ほとんどの先生は、歯と似た?物を被せれば、勝手に噛めると信じて治療していますがそんな事はありません。
治療すればするほど噛み難くなっているのです。


右側の咀嚼運動の変化

右側の咀嚼運動の変化

左側ほど理想的経路には近づいていませんが、水平方向から後方へ下がれる(グラフ上:縦方向)ように なったのが判ります。
調整は何回に分け、時間をかけて行いますので、更なる調整をした方が良いかも 知れません。
このように、顎の運動には、理想的な動き(量・方向・スピード)が存在しますが、現在の歯科治療ではこの顎の動きについて、省みる事はないのが最大の問題なのです。
被せ物、義歯を作る歯科技工士の方たちも、噛むという運動には関心が薄いようです。
被せ物を作製する場合、咬合器なるものに模型を付けて作業しますが、実際の顎の運動では、下顎が動きますが、ほぼ全ての咬合器は上顎が動くように作られているのです。
形だけで機能は考慮して いないのがお分かりでしょう。

顎関節症・咬み合せ治療の実際について

顎関節の症状だけでなく、全身に不快症状が有る方へ朗報です。
当院で行っている最新の治療法です。

※画像をクリックすると拡大します。

パンフ表
パンフ裏
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